このコロナ禍で、実家にはほとんど帰ってなかったのですが、
建て替えのため、実家が解体されることになりました。
急に決まったため、私も予定に都合をつけて実家に帰ることにしました。
実家の最後の姿を記憶に残しておくためです。
私は奈良で生まれ育ちましたが、
生まれてから22年を間過ごした実家。
もう築年数約80年ほどでしょうか。
子供のころの想い出、学生時代の想い出、
家族と過ごした想い出がいっぱい詰まった家です。
古い家でしたが、まだまだ住める家でした。
しかし、地震時の耐震性などにも問題がありそうで
心配な部分もありました。
これから解体工事が始まり、半年後には新しい家になります。
しかし、やはり無くなってしまうとなると
本当に寂しい気持ちでいっぱいです。
形あるものは、いつかは無くなります。
理解はしていても本当に寂しいものです。
まだ若かった両親や弟、そして今は亡き祖母との想い出。
目をつむると
いろいろな情景が鮮明に蘇ってきます。
これからもこの想い出は私の心の中に残り続けるでしょう・・・
私の大切な思い出として・・・
先日、家の解体工事の写真がメールで送られてきました。
「ついに無くなっちゃったんだ・・・」
でも、今でも「ただいま!」って奈良に帰ると
その家が私を待っているような気がするんです。
もう無いってわかってるんですけど・・・