先日は舞鶴での散骨のお手伝いをさせていただきました。
故人様は舞鶴に近い日本海に面した町のご出身でした。
高校時代までをその町で過ごされ、
その後、大学から定年退職、そしてご逝去なさるまでを
関西の都市部で過ごされました。
ご逝去なさってから遺言書が出てきたそうで、
「故郷の海へ散骨してほしい」と書き記されていたとのこと。
ご家族の方からご相談・ご依頼をいただきました。
舞鶴から出港し、ちょうど故人様の故郷が目の前に見える海域での散骨が
可能でした。ほんとうにご希望にピッタリの場所です。
当日は天候が心配でしたが、雨の予報から一転し良いお天気でした。
しかし、陸上ではあまり風がなくても舞鶴湾から沖へ出ると少し波がありましたので、
船は旋回せず、微速で前進しながらのお別れとなりました。
海面に浮かぶ献花の花弁が、
まるで葬列のように船の後ろに続いています・・・
西に傾きかけた太陽の光が海面に反射し、
キラキラと眩しく輝いています・・・
遠くに見える故人様の故郷の町・・・
故人様を見送る皆さまのお顔が
西日に輝いていました・・・
海洋散骨のブルーマイルゥー