最近、古墳めぐりをしています。
ちょうど小学6年生の息子が学校の授業で古墳時代の事を習っているのですが、
古墳のことについて目を輝かせて話をしてくるんです。
実は僕自身、埴輪(はにわ)収集が趣味なのですが、(話し出すと長くなるので
今は書きませんが)古墳も大好きで、
好みが合う息子と休日には近所の古墳を見に行っています。
奈良や大阪のように大きく多くの古墳はありませんが、
香川にも古墳があちこちにあります。
僕のお気に入りの場所は高松市内にある 「石清尾山古墳群」。
ちょうど栗林公園西側にある山にあり、
ここには全国的にも珍しい積石塚が特徴の古墳が点在しています。
この地に立つと、古墳時代にタイムスリップしたような気持ちになります。
これだけ多くの石を運び積み上げるには大変な労力が必要だったことでしょう。
石清山古墳群のひとつ、「北大塚古墳」。向こうには瀬戸内海が広がっています。
まぶたを閉じると当時の様子が浮かんでくるようです。
この森からふっと当時の人々が出てくるような、そんな錯覚に襲われます。
当時の風景、情景を思い浮かべながら見る古墳はまた違った見え方をします。
北大塚古墳の全景
石船塚古墳の墳頂部より。石棺が残っています。
驚いたことに石船塚古墳の墳頂部には石棺がそのまま残っています。
左側が棺身で、上部に死者の頭を固定した石枕があります。わかります?
右側がフタになります。
古墳を作る人はみな身分の高い人たちでしたが、
千数百年経った今でも多くの古墳が全国に残っています。
そして現代。散骨や樹木葬、手元供養など、お墓・供養のかたちも
今はずいぶんと変わってきましたね。
これからも時代の流れとともに葬送・供養のかたちは
かわり続けてゆくのでしょうか・・・
海洋散骨のブルーマイルゥー