こんにちは。中井良紀です。
「火葬船」の構想があるそうです。
これから死亡者数が増加し、火葬場不足が深刻化するのを見据え、
その問題解消として船上で火葬が行える「火葬船」を作るという考え。
利点としては、
・土地の確保と住民との調整が回避できる
・年間死亡者数のピークをすぎた後は、船を解体して鋼材をリサイクルできる
などがありますが、とてもいい考えだと思います。
平成18年の国内年間死亡者数は、約108万人。
しかし、団塊世代人数がピークとなる2030年ころには、173万人になると予想されています。
すでに、需要が処理能力を超えてる地域もあるようで、
死亡から火葬まで数日待たされるケースもあるようです。
構想では、岸からある程度沖の海上で火葬するようで、
葬儀なども出来るようです。
かなり大きな船が想定されているようなので、船酔いは心配なさそうでね。
ただ、天候などの問題はあるかもしれませんが。
僕個人の意見としては、ぜひ実現できればと思いますね。
そのさらに先にある、少子化による死亡者数減少にも対応出来ますし、
とてもいいアイデアだと思います。(船が大好きというのもありますが(^u^))
葬儀の世界においても同じことがいえるのではないでしょうか。
最近は、死亡者数と葬儀の増加を見込、次々と葬祭会館が建設されています。
しかし、葬儀1件の単価は下がってきており、その傾向はこれからもますます続くでしょう。
この先、本当にこのような数の会館が必要になってくるのか?
本当に会館が必要なのか?
死亡者数が減少に転じたときの対応はどうなるのだろうか?
という疑問があります。
「これから死亡者数がどんどん増えて、葬儀業界は有望ですね」
という方もいらっしゃいますが、決してそうではないと思います。
死亡するまでのいろいろな問題、たとえば医療や介護といったことにお金がかかり、
葬儀にかけるお金は少なくなり、小規模化してきます。
現在の葬送事情は変化しています。
最近、私たちがお世話になっている関西の葬儀社様があります。
そういった数々の興味深いお話を聞かせていただけ、
また、私どもにもいろいろと親身になって相談やアドバイスをいただいています。
「家族葬」を専門にされているその会社は、ほとんどの社員が女性という
葬儀社としてはとても珍しい会社です。
社長は、消費者側からみた葬儀に対して的確な目を持っておられ、
毎日エネルギッシュにご活躍されています。
ぜひ一度ホームページをご覧になってください。現在の葬送事情がとてもよくわかります。
ブログもオススメですよ。
株式会社オフィスシオン
海洋散骨のブルーマイルゥー