こんにちは。中井良紀です。
知人で家の購入を考えている人がいます。
僕の家の近くの土地が売りに出ていて、たまたま新聞の折込広告に
入っていたのを見つけ、教えてあげました。
91坪の土地と新築の家で、約2100万円。
ええ! こんなに安いの? まわりの環境もいいし、
「お買い得ちゃう?」
とすすめたところ、さっそく現地を見に行ったようです。
「ええと思うねんけどな。でもな・・・ 近くに鉄塔があるのがな気になるねん」
鉄塔とは高圧送電線の鉄塔のことです。
「ああそうか。そういえばそんなのあったなぁ。
高圧送電線の近くって、電磁波の影響があるって聞いたことがあるなぁ」
ということで、さっそく電磁波について調べてみました。
その結果、「高圧送電線の近くに住む子供は白血病こかかるリスクが高い」
という研究結果が出ていることがわかりました。
また、トランスに近い建物は高圧送電線の下や
鉄塔近くと変わらない電磁波環境にあることも。
その他、携帯電話基地局、電車の変圧器やモーター近く、
新幹線、モノレール、飛行機、ナビ搭載の車、
パソコン、ルーター、サーバー、携帯電話。
日常生活においても、
ドライヤー、シェーバー、テレビ、電子レンジ、
IH調理器、CDラジカセ、オーディオ類、
蛍光灯、ホットカーペット、コタツ、などなど。
あまりの多さに愕然となってしまった。
もうこうなると、気をつけようにも
生活に関連したものが多すぎてどうしようもない、
という感じになってきたしまった。
人間いつかは死ぬ。死ぬ時は死ぬ。
もしかしたら、明日事故で死ぬかもしれない。
また、別の病気で死ぬかもしれない。
半ば開き直りとあきらめの感じで、
電磁波について考えるのがしんどくなってきてしまった。
その土地・建物が安いのは、そんな理由があるからなのだろうか。
「健康をとるかお金をとるか」なのだろうか。
「知人も気になるなら、
その家のことあまりすすめるわけにもいかないな」
そう思ってしまいました。
海洋散骨のブルーマイルゥー