こんにちは。中井良紀です。
先日、四国のある葬儀社さんとお話をする機会がありました。
そこで、他の葬儀社さんについての話題が出たのですが、
実に恐ろしい内容でした。
ここでは詳しい内容は書きません。
というより、書けません。
どの葬儀社さんか特定することが出来てしまいますので。
僕は刺されたくないので・・・
以前にも書きましたが、
「死亡者数の増加」→「仕事(売上)の増加」ではないと思います。
葬儀以前の介護や医療にお金がかかってきます。
また価値観の変化により葬儀の縮小化が進みます。(実際、その傾向にあります)
そして、葬儀にかけるお金は減ってゆくようになります。
(ある葬儀社さんは、「ここ数年で葬儀件数は倍になったが、売上は以前と変わっていない」
とおっしゃっていました)
しかし今だに、「死亡者数の増加に比例して売上も増えていく」
と思い込んでいる業者さんが多いようです。
その話題に出た葬儀社さんは、とても大きな勘違いをされていると思います。
その話が本当なら、近い将来、事業に行き詰まることは目に見えています。
もしかしたら、本当はわかっているのかもしれません。
しかし、今は調子がいいので、
将来、会社がダメになるのをわかっていながら
そんな無謀なことをしているのかもしれません。
もはやそこには「ご遺族の気持ち」などはありません。
そう考えていると、本当に恐ろしくなってきました。
今、私どもがお付き合いさせていただいている葬儀社さんは、
本当にご遺族の立場に立ち、
そしてこの業界の本質を見据え、
真剣に考えていらっしゃる方々ばかりです。
「身内の葬儀はぜひここにお願いしたい」
と思うような葬儀社様ばかりです。
そのような方々とお付き合いさせていただけることに、
本当に感謝しています。
そして、このように真剣にお葬儀を考えていらっしゃる方々も多くいらっしゃる
ということを知っていただきたいと思います。
私がお話をしていた四国の葬儀社さんも
「この業界をなんとかしなければいけない」
と熱く語っていらっしゃいました。
海洋散骨のブルーマイルゥー