北アメリカ地域
●アメリカ
アメリカは自然葬先進国である。
かつては土葬は主流であったが、全体的には火葬も増えてきている。
散骨を希望する人も多く、
カリフォルニア州、ワシントン州、ハワイ州などでは条件付きで合法化されている。
主流は船からの散骨だが、飛行機による空からの散骨も行われる。
そして条件付きだが、山や公園などへの散骨も可能である。
このあたり、一定の区域を設けないところはヨーロッパとは違いがある。
また、ロケットで遺骨を宇宙へ打ち上げる宇宙葬もアメリカである。
ちなみに、水葬も可能。
●カナダ
散骨は可能。
中南米・オセアニア地域
●キューバ
土葬が主流だが、火葬も行われ、散骨も可能。
●コロンビア
墓地への土葬が一般的だか、散骨も可能。
●アルゼンチン
土葬が一般的だが、散骨も可能。
●オーストラリア
土葬と火葬があるが、火葬の方が費用がかからないので、
火葬する人が多いようである。散骨も可能。
●ニュージーランド
散骨は可能。
中近東地域
イラン、イラク、トルコなどの中近東、ペルシャ湾岸諸国はイスラム圏である。
イスラム圏は一般に火葬の習慣がなく土葬が一般的である。
なおイスラム教徒にとって火葬は、「地獄に堕ちたものが受ける神の処罰」とされ
火葬されるのは罪人だけだそうだ。
海洋散骨のブルーマイルゥー