自然葬の種類としては、
・海、山、川などへの散骨
・空中からの散骨(ヘリコプターや飛行機から遺骨を撒く)
・樹木葬(遺骨を樹木の根元に埋める)
・間接鳥葬(粉骨と穀類などを混ぜて練込み、小さなおダンゴのようにして野鳥に食べてもらう)
などが一般的であり、日本でも行うことができる。
また、自然葬に含まれるかどうか意見が分かれるが、
ロケットで宇宙に遺骨を打上げる「宇宙葬」というのもある。
海外ではその他に、
アメリカでは「水葬」(特殊な棺に遺体を納め海中に沈める)が行える。
中国チベット地区・ネパールでは「鳥葬」(鳥に遺体を食べさせる)
を行うところもある。
また風葬を行う地域もある。
変わったところでは、
「花火葬」(遺骨を花火に仕込んで打ち上げる)なんていうのもあるそうだ。
お国が変われば、葬送の考え方も変わるんですね。
日本の場合は、海への散骨(海洋散骨)が一番多く、
また人気もあります。
現在では、従来からのお墓に加え、
散骨、樹木葬、手元供養と、
葬送の形もさまざまで、
自分の望むかたちを選ぶことが出来ます。
人の数だけ人生があります。
そして、人それぞれ価値観も違います。
人生観、生死観も人それぞれ。
だから、自分らしい自分に合った葬送があっても良いのだと思います。
「あの人らしいな」
そういうふうに思い、思い出してもらえるような自分らしい最期。
自分の最後を自分で考え自分で選ぶ。
そういう時代になってきました。
海洋散骨のブルーマイルゥー