こんにちは!
高松など四国の今年の降水量は例年にない少なさで、
「四国の水がめ」 と呼ばれている早明浦ダム(さめうらダム・高知県)の貯水率は、
とうとう0%になってしまいました。
しかし、この貯水率にはカウントされない発電用水があるらしく、
今日からこの発電用水を緊急放流しているそうですが、
あと二か月以上は大丈夫だそうです。
高松など香川県は大きな水源がなく、
昔からたびたび渇水に見舞われていました。
香川県にため池が多いのも、そういった理由からです。
そのため、この高知県にある早明浦ダムの水を香川県まで引いている
のですが、それでもしばしば渇水に見舞われます。
今回は、平成17年以降3年ぶりの渇水ですが、
テレビや新聞等でも、それほど大きく報道していないように感じます。
平成6年、平成17年の渇水時は、もう話題は渇水のことばかりで、
いたるところで節水協力の声を聞きました。
しかし今回は、皆それほど大騒ぎするわけでもなく、
「大丈夫やって、そのうちまた雨が降るって。」
「ダムの貯水率が0%になっても、あと2か月以上も大丈夫なんやって。」
「ダムが0%って言っても、あと2か月もいけるやん。」
と、あまり危機感がありません。
僕が感じてるのは、
報道機関も「ダムの貯水率が0%になってもあと2か月以上は大丈夫」
ということを強調しすぎているのでは? と思います。
だから皆が危機感を持たないんです。
この先1か月の予想でも平年以下の降水量らしいですが、
時間断水などは避けられないんじゃないでしょうか。
「断水」
この一言を聞くと皆は大騒ぎし出します。
断水になる前から、
水の大切さを感じ、日常的にもっと危機感を持たないといけないんじゃないだろうか。
僕はそう思います。
海洋散骨のブルーマイルゥー