こんにちは!
今日は奈良公園のシカについて書きたいと思います。
奈良公園にはたくさんのシカが生息しているのは皆さんご存じだと思いますが、
このシカちゃん達は春日大社の神鹿として昔から大切に保護されてきました。
現在奈良公園には1200頭ほどのニホンジカが生息しており
毎年200頭ほどの子どもが生まれています。
大切の保護されているうえに毎年200頭もの子どもが生まれてくるとなると
爆発的に増えていきそうですが、ここ近年は一定数が保たれているようです。
奈良公園には天敵となる大型の肉食獣はいませんが、
これらの数をコントロールしているのは野犬と交通事故だそうで、
そのために適正数が保たれているようです。
さて、このシカちゃん達。昼間は観光客から「シカせんべい」を貰って
愛嬌をふりまいていますね。 人にもよく慣れています。
奈良公園ではあちこちで「シカせんべい」を売っているんですが、
シカちゃん達はせんべいを持っているのを見ると
「せんべいちょうだい~」 という感じで皆寄ってきます。
時々、その数の多さに怖くなってしまうこともありますけどね。(^^ゞ
しかし、お店で売っているシカせんべいを奪ったり
お店の人を襲ったりしてまでせんべいを食べる様なことはありません。
かしこいですね! (^-^)
シカちゃん達はわれわれをよく見ています。
だから店頭でシカせんべいを買った瞬間に寄ってきます。
お金を払ってシカせんべいを買った人におねだりをしてくるのです。
この辺り非常におりこうさんだと思うんですけどね。
「おせんべいくれ~」と追いかけられている私。 なかなかあげないので怒ってる?!
ときどき要領の悪いシカちゃんもいて
次から次に別のシカにせんべいを奪われているヤツもいるんですが・・・
かわいそうなので、そいつには多くあげようとするんですけどね。 (^^ゞ
奈良公園のシカは誰かが飼っているわけではありません。
レッキとした野生動物です。
早朝などは、公園からかなり離れた市街地まで歩いてきますし、
普段も道路を我が物顔に普通に歩いています。
これを見た他県の人はびっくりするそうですが。 (^^ゞ
(奈良では犬や猫が道路を歩いているのと同じ感覚です)
日本人は野生動物との付き合いが下手だとよく言われますが、
野生動物との共存に成功している貴重な例だと思いますね。
海洋散骨のブルーマイルゥー