永遠の大スター、故・石原裕次郎さんの二十三回忌法要が
7/5に東京・国立競技場で開催されるようです。
なんとこの法要、裕次郎さんが眠る総持寺の本堂を競技場内に再現し、
本尊の釈迦如来像をお寺から借りるという前代未聞の法要です。
過去最大級、十数億円規模のこの法要には天国の裕次郎さんもビックリしているでしょう!
ところで裕次郎さんは生前、海をこよなく愛する方でした。
亡くなった当時、兄の石原慎太郎さんは
「弟が好きだった湘南の海に散骨したい」 と願い出ました。
ところが当時、散骨は違法であると思われていたため断念したようです。
ここまでは知っていらっしゃる方も多いと思いますが、
実はその後、散骨が実現しています。
1991年に、当時の法務省・厚生省(現厚生労働省)が
「散骨は、節度を持って行われる限り許される」 との見解を出しています。
散骨は遺骨遺棄罪には当たらず、また「墓地、埋葬等に関する法律」に関しても
散骨は想定しておらず、対象外であるとのことなのです。
また、「海洋汚濁防止法」や「廃棄物処理法」に関しても
節度を持って行われる限り廃棄物に当たらないとしています。
その見解が出た後、石原裕次郎さんの一部の遺骨は
彼が大好きだった湘南の海に散骨されたということです。
(詳しい場所は発表されていません)
大好きだった海への散骨。
大海原へ還ってゆく彼。
いかにも彼らしい最期だったのではないでしょうか。
海洋散骨のブルーマイルゥー