昨日は宇野(岡山)～高松のフェリーに乗る機会がありました。
運航会社は2社ありますが、つい先日は「宇高国道フェリー」に乗ったので
今日は「四国フェリー」に乗りました。
ちょうど夕刻の便です。
僕は車を積み込んですぐに、デッキに上がりました。
気持のいい風が吹いています。
船は出航し、港がどんどん遠ざかってゆきます。
オレンジ色の空
たなびく空の雲
近づいては遠ざかる島々
そして連なる山々
太古から人々はこれと同じ風景を見てきたのだろか
この美しい瀬戸内海の風景は、何百年、何千年も変わりないものなのだろう
いつしかオレンジ色の空は赤く染まっている
夕陽を浴びる赤い船体
海面にきらめく夕陽が
船の軌跡と重なり合う ・ ・ ・
僕はいつまでも
船のデッキに佇んでいた
そして船が高松に着くころ
西の空は
紫色に
かわっていた ・ ・ ・
海洋散骨のブルーマイルゥー
こんにちは！
皆さんは瀬戸内海の現状をご存じですか？
今、瀬戸内海は病んでいます。
埋め立てが進み、魚や貝など多くの生物が生息する
干潟や浅い海域が減っています。
また自然海岸も減っていて、
瀬戸内海の約半分は人工海岸だといわれています。
水質の改善は横ばい状態で、
赤潮の発生件数は年間100件あります。
海の自浄作用にも限界があるのです。
目に見えない部分では、
海底の砂利採取のしすぎで、
これまた生物の減少・海底の地形が変化してしまっています。
そして漁業生産量が減り続けています。
これは瀬戸内海に限ったことではありません。
地球の美しく豊かな海を取り戻す。
その必要があると思います。
みんなのちょっとした気遣い、マナー、思いやり。
それだけでもずいぶん変わるんじゃないかなって思います。
海洋散骨のブルーマイルゥー
海の色は何色なんだろうか。
青色？ 緑色？ 紺色？ 群青色？ それとも藍色？
その海域によって海の色は違う。
同じ海でも天候や時間によって海は色を変える。
太陽の光が、海中のプランクトンや浮遊物などに反射し、
いろんな色に見えるのである。
上田正樹の 「悲しい色やね」 という曲がある。
もう20数年前に流行った曲だが、好きな曲の一つだ。
「にじむ街の灯を ふたり見ていた
桟橋に止めた 車にもたれて・・・
・・・大阪の海は 悲しい色やね
さよならをみんな ここに捨てにくるから」
人の心の中には
悲しい色というのもあるんだろう。
大阪・神戸の海。
決して悲しい色というわけではないけど、
哀愁漂うこのベイエリアの海。
人々の想いが詰まったこの海は、
いつも心を
優しく包み込んでくれる。
海洋散骨のブルーマイルゥー
