散骨・海洋散骨 事例 | |
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散骨事例散骨事例1ある日の夕刻、一通のメールが届きました。 ご夫婦とも関東の出身なのですが、お仕事の関係で数年前に瀬戸内の街に引っ越してこられました。お二人ともこの美しい瀬戸内海を大変気に入られていました。 「瀬戸内海への散骨は家内の遺言でね・・・ あ、それと誠に厚かましいお願なんですけど、愛犬の遺骨も一緒に散骨してやりたいんだが・・・ 2匹いるんだけど」 さっそく船の手配を済ませ、その後ご主人とお話をしながら、奥様の大好きだったお花・飲み物と音楽のBGMでお別れするプランを立てました。 散骨前日、ご自宅に最終打合せとご遺骨のお預りに伺いました。あと気になるのは天候だけです。天気予報では晴れなのでだいぶ安心はしていますが、自然が相手です。後はお祈りするのみです。 そして散骨当日。皆さんの気持ちが通じたのでしょう。梅雨の中休みのようで、とても良いお天気です。私も出航1時間前には港に到着し、船長・クルーとともに打合せを済ませました。 そして桟橋で皆さんをお出迎えです。ご主人と息子さん・娘さん等計5名の乗船です。目的地点までは約30分~40分。皆様には船内で思い思いにお過ごし頂きました。皆さん船の後部デッキに立ち、瀬戸内の美しい風景に感動されているようです。 そろそろ散骨地点に到着です。船もエンジンの回転を下げ一旦停船。 いよいよお別れです。 「さようなら ・ ・ ・」 遠ざかる景色。そして船のスクリューが巻き上げる波しぶきと軌跡。 「オレの時も頼むよ」 散骨事例2その散骨は、ある葬儀社様からご紹介を頂きました。 そして、お母様がお亡くなりになる前に西宮の海を見に行ったことがあったそうです。だから西宮の海には特別な思いが込められていました。 散骨の出港地はもちろん西宮。 当日は娘様とご主人(お母様が亡くなられた後ご結婚されました)とご親戚のかたが乗船されました。 そして西宮の街を背にクルーザーは出航です。 「お母さんありがとう」 お二人はいつまでもいつまでも、その風景を眺めておられました。 穏やかだった港内でしたが、沖に出ると少し風がありクルーザーは少し揺れましたが、船酔いする方もなく、無事散骨を終えることが出来ました。 「想い出の一日になりました。ありがとうございました」 お二人の幸せを祈り、 散骨事例3(故郷の海へ)メールでのお問い合わせがあったのですが、「資料請求」とのこと。もう少し詳しいことをお聞きしたいと思い、お電話をさせていただきました。関東在住の方です。 しかしその後、使用予定のクルーザーが機関不調により使用出来ないことがわかり、一回り小さな船での出航になることをご依頼主様にお伝えしました。 散骨前日、ご家族の皆様はお父様のご遺骨と一緒に徳島にやってこられました。ホテルでご遺骨をお預りし、高松に戻った私は、お父様のご遺骨をパウダー化させていただきました。 そして散骨当日。心配していた天気もよく、すがすがしい夏の日となりました。 お父様の生まれ育った徳島の街が見えます。鳴門方面、そして淡路島が遠くに見えます。鳴門大橋も小さく見えていました。 クルーザーはそろそろ散骨地点に到着です。霧笛が鳴り響き、船は微速で前進し始めました。 その様子を皆さんが見つめていらっしゃいました。 散骨海域をゆっくりとゆっくりと旋回。 「本当にありがとうございました」 散骨事例4(故郷の海へ)関西在住の方よりお申し込みを頂き、「亡くなった主人が高松出身で、故郷の海へ散骨をしたいんです」とのこと。早速詳細説明と打ち合わせにお伺いさせていただきました。 墓地への納骨もされますが、海への散骨は御主人の生前からの希望であったそうで、一部のご遺骨を海洋散骨したいとのことでした。詳細説明が終わり日時も決定し、後は当日を待つのみです。少し寒い時期ですので季節風の影響が心配したが… そして当日。しかし海域には早朝から強風波浪注意報が出ており、船を出すことが出来ませんでした。私どもは乗船される方々の安全を最優先しますので、残念ながら今回は順延を決定しました。早朝、ご依頼者の奥様にはその旨を連絡し、新たに日時を設定しました。 そしていよいよ当日。少し曇り空でしたが、海は穏やかです。少し雨が降りましたが、ちょうど出航時刻頃には日差しも出始め良いお天気になりました。クルーザーはサンポート高松を出航。目的の海域を目指します。左右に見える大小の島々。乗船されている皆さんは瀬戸内海の景色を楽しんでおられるようです。やがて船はスピードを落とし一旦停船。微速で前進しはじめました。霧笛が辺りに鳴り響きます。 色とりどりの花びらとともに、ご主人のご遺骨は大海原へと還ってゆかれました。奥様はその様子をいつまでも見つめていらっしゃいます。 「主人の望みがかなって本当に良かった・・・ 主人とはどこに行くのもいつも一緒。いろんな所に連れて行ってくれました。本当に優しい人でした…」 ご主人との思い出。 生前予約「自分は瀬戸内海の○○島という所で生まれ育ってね。やはり最期は近くの海へ戻りたい思いがあって。」 60代半ばの男性からのお電話でした。 しかし私どもでは、その海域での散骨は距離的に遠くて対応出来ませんでした。私の知る限りその海域で散骨を行っている業者は無いはずです。 現在出航可能な高松港からは距離的にもかなり無理がありそうです。さっそく新たに船のチャーター先を探しはじめ、やっとのことでお願い出来る船会社様を見つけました。大きく豪華で、安定した航行が出来る船を使わせていだだくことが出来ます。散骨プランをつくり、いろんな資料と一緒にお客様へお送りしました。 「私の希望に早々と対応いただいてありがとうございました」お客様から返事がきました。「もしよろしければ詳しいご説明にお伺いいたしましょうか? 休日などでご家族の皆さんがお集りの時など、いつでもおっしゃってください」 最初のお電話との時とは感じが違う、なんだかとても安心されているような、そんな感じがしました。 ブログでも紹介しています。ブルーマイルゥーのブログでも散骨事例を紹介しています。一部をピックアップしました |
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