こんにちは！
ところで、今日の我が家の夕食はカレーです！
まあそんな事どうでもいいのですが (^^ゞ
私たち「ブルーマイルゥー」の名前の意味について
今日はお話させて頂ければと思います。
何にしても名前を付ける時というのは
いろいろと悩むものですね。
時には直感的に 「これや！」 ということもあると思いますが。（＾－＾）
私たちの時はかなり悩んで迷いました。
いろいろ候補がありましたが、
最終的に 「ブルーマイルゥー」 に決まりました。
その意味ですが、
「ブルー」＝海の青色を意味しています。
「マイルゥー」＝日本語の "参る"（お墓参り等の参る）と、英語の海上での距離の単位である "マイル" を掛け合わせています。
つまり、「ブルーマイルゥー」＝「海にお参り」
ということなんです。
自分たちでもとても愛着がありますが、
やはり名前には、インパクトがあり、皆さんに覚えてもらいやすく、
興味を持ってもらえるようなものがいいと思います。
これからもブルーマイルゥーをよろしくお願いいたします。
海洋散骨のブルーマイルゥー
私どもが散骨をサポートさせていただく上で、
ご遺骨を粉骨化させていただくということは以前このブログでも書きました。
（ホームページでも説明をしています）
そして、「その粉骨化したご遺骨はどうやって海に撒くのか？」 なのですが、
私どもでは水溶性袋にお入れし、船上より海上へお還りいただいております。
その理由は、そのままだと風により船のデッキやキャビン、ご自身など
あちこちに飛び散ってしまうからなんです。
（完全な無風状態の時は袋から出すことも出来ます）
その袋ですが、文字通り水に溶けます。
目に見える速度で、瞬く間に溶けてしまう特殊な紙で出来ています。
ですから自然環境にも影響がありません。
また私どもでは、ご遺族の方々には事前にこの袋をお渡ししております。
どうしてかというと、袋に想いやメッセージ、イラスト等を
描いていただくことが出来るからです。
（ご遺骨のお預かり時に、この袋も一緒にお預かりします。）
中には声に出して想いを言うのが恥ずかしいという方もいらっしゃいます。
そして書くということ、
書いて想いを伝えるということ、気持ちを表現するということは
とても重要なことだと私どもでは考えているからです。
また袋状のものだけでなく、
水溶性の骨壺というのもあります。
もちろんこちらにも文字やイラストが描けます。
希望があれば、このような物もご案内してゆきたいと思います。
詳しくは、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。
海洋散骨のブルーマイルゥー
ある日の夕刻、一通のメールが届きました。
奥様を亡くされたご主人さまからのメールで、
奥さまの遺言で 「遺骨は瀬戸内海に散骨してほしい」 とのこと。
ご主人は「ちょうど四十九日の日か、その翌日に散骨したいと思っているけど、
そんな都合よくいくでしょうか」 と少々お悩みのようです。
さっそくお電話をし、詳しくお話を伺うことにしました。
ご夫婦とも関東の出身なのですが、
お仕事の関係で数年前に瀬戸内の街に引っ越してこられました。
お二人とも美しい瀬戸内海を大変気に入られていました。
「老後もこの美しい瀬戸内の街でのんびりしよう」
そんな矢先、奥さまが病に倒れられました。
病院での診察を受けた時には既に手遅れの状態で・・・
ご家族皆さんの悲しみは、言葉には出来ないものがあったでしょう・・・
「瀬戸内海への散骨は家内の遺言でね・・・ あ、それと誠に厚かましいお願いなんですけど、
愛犬の遺骨も一緒に散骨してやりたいんだが・・・ 2匹いるんだけど」
ご主人はお話をされました。
「大丈夫ですよ。大切にされていたワンちゃんも、奥さまと一緒にお送りしましょう」
さっそく船の手配を済ませ、その後ご主人とお話しながら、
奥さまの大好きだったお花・飲み物と音楽のＢＧＭでお別れするプランを立てました。
ご遺骨はパウダー化し水溶性の袋にお納めしますが、この袋には文字や絵が書けます。
ご家族皆さんの想いやメッセージを書いていただくことにしました。
散骨前日、ご自宅に最終打合せとご遺骨のお預かりに伺いました。
あと気になるのは天候だけです。天気予報では晴れなので安心はしていますが、
自然が相手です。後はお祈りするのみです。
そして散骨当日。皆さんの気持ちが通じたのでしょう。
梅雨の中休みのようで、とても良いお天気です。
私も出航1時間前には港に到着し、船長・クルーとともに打ち合わせを済ませました。
そして桟橋で皆さんをお出迎えです。
ご主人と息子さん・娘さん等計5名の乗船です。
目的地店までは約30～40分。
皆様には船内で思い思いにお過ごしいただきました。
皆さん船の後部デッキに立ち、
瀬戸内の美しい風景に感動されているようです。
青い空と蒼い海。そして過ぎゆく島々の景色・・・
そろそろ散骨地点に到着です。
船もエンジンの回転を下げ一旦停船。
「ボーッ」 と霧笛が鳴り響きます。
揺れを感じさせないよう船は微速で前進し始めました。
いよいよお別れです。
ご家族皆様が、奥さま・お母様そしてワンちゃんへの想いを胸に、
この大海原へお送りします。
船内には奥さまが大好きだった音楽が流れています。
皆思い思いの言葉で最後のお別れをなさいました。
大好きだった、色とりどりのお花とともに、ご遺骨が海へと流れてゆきます。
さようなら ・ ・ ・
黙とうの後、再び霧笛が鳴り響きました。
船はゆっくりとゆっくりと、このお別れした場所を旋回します。
「さようなら ・ ・ ・」
奥様とワンちゃんたちは、この大海原へ還ってゆかれました。
しかし皆さんの表情には暗さはありません。
何か開放的な明るさと、達成感のようなものが感じられます。
遠ざかる景色。 そして船のスクリューが巻き上げる波しぶきと軌跡。
「オレの時も頼むよ」
ご主人の感慨深い海へのまなざしが印象的でした。
海洋散骨のブルーマイルゥー
散骨するにあたってのご遺骨の粉骨化は、
皆さんも気になる部分だと思います。
私どもが行う場合、機械を使って行います。
専用の機械を使って行いますが、
作業自体はそれほど大変なものではありません。
しかし粉骨化作業後の機械の掃除にかなりの時間をかけます。
粉骨化作業自体も、ご遺骨はかなり細かい粒子にまで砕きますので、
完全なパウダー状となります。
だから機械は完全密封状態です。
作業後すぐに開けると煙が立ち上がりますので、
しばらく時間をおいてから水溶性袋への封入を行います。
しかし、ご遺骨の粒子は機械のいたるところに付着していますので、
機械をバラし、小さなハケですべてのお骨を落とします。
だから機械の構造は単純なほど良いです。
実はこの作業にかなりの時間を費やします。
最終的に目に見えるお骨の粉は全て取り除き、
水溶性袋にお納めすることが出来ます。
そして最後は洗浄です。
心配される方もいらっしゃいますが、
他の方のご遺骨と混ざることはありませんので、ご安心ください。
ご遺骨は、ご遺族自身の手で行うことも出来ます。
しかし作業中にお骨があちこち飛び散ってしまうこともあるので、
方法には注意が必要かもしれません。
粉骨化すると体積は半分以下に減ります。
だから、自宅での保管やお墓のスペースでお困りの方にもお薦めです。
私どもブルーマイルゥーでは、ご遺骨の粉骨化だけも承っております。
どうぞお気軽にご相談・お問い合わせください。
海洋散骨のブルーマイルゥー
こんにちは！
昨日は広島県までご遺骨のお預かりに行ってきました。
複数のご遺骨をお預かりするので車で行きました。
朝から曇り空でしたが洗車してピカピカにし、
さあ出発という頃、土砂降りの雨が降ってきました。(T_T)
ご遺骨には専用の席があります。
運転席後ろのシートなんですけど、
急停車やカーブでも骨壺が転げないようになっています。
ちゃんとシートベルトをして固定出来るようになっています。
（6月から後部席のシートベルトも義務化されましたもんね）
さて、ご遺骨をお預かりし、
高松へ向けて走り出します。
車内は僕とご遺骨だけなんですけど、
「すみませんね。高松まで少しの間辛抱してくださいね」
「乗り心地はどうですか？」
「安全運転で行きますよ」
「もうすぐ海が見えますよ」
などなど、独り言を言いながら運転をしています。
単なるモノとして扱う人もいるようですが、
僕にはっそういうことが出来ません。
その方が後ろに座っていらっしゃるような、
そんな気がして・・・
海洋散骨のブルーマイルゥー
